2009年3月22日日曜日

プチ・シングルライフ

仕事が予定より早く終わりました。
嫁と息子はVリーグの試合を観戦しに行っていて、晩飯は勝手に食えとの仰せです。
最初は外食の予定でしたが、時間ができたので自炊に切り替えました。
ほとんど唯一のレパートリーと言っていいビーフシチューを作りましょう。
去年の天皇誕生日にも作ってみましたが、久しぶりだったので大失敗でした。
そのリベンジです。

仕事帰りにスーパーに寄って…
最近シチュー用の牛肉をおいているスーパーは少ないんです。
1件目…UoCho…ありませんでした。
2件目…訳すと「北極星」…ありました。
ただ、シチュー用に切った物は良い物がなかったので、始めて牛もも肉の塊を買ってみました。
肉の他には、Heinzのデミグラスソース、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、赤ワイン(ワインは安い物で充分)です。
スパイス類(フォンドボウとローリエ)はたぶん家にあるでしょう。
ついでにかねがね作りたかった自家製ベーコン用の豚バラブロックとハーブソルト。


家に帰って早速料理開始です。

私のビーフシチューのポイントは、
・牛肉には小麦粉をまぶして旨みが逃げないようにします。
 ビニール袋(肉を買うと汁漏れ対策でビニール袋に入れてくれるのでそれを使います)に小麦粉と塩こしょうを適量入れ、それに一口大に切った肉を入れ、袋の口を閉じて振り回すと簡単で、周りにも飛び散りません)
・肉はきつね色に火を通して周りを固めてから、たっぷりの赤ワインで煮込みます。
・野菜も炒めてから入れますが、そのときに冷水を入れます。
 (これがいちばんのポイントかもしれません)
 これで、肉に旨みが出てきます。

まず肉を煮込んでいる間に、次のタマネギ・ニンジンを切り、炒めて投入します。
その後ジャガイモを切りデミグラスソースと一緒に投入します。
煮込み時間はたっぷり時間をかけるのが私のやり方です。(だから時間がたっぷりある時じゃなければ作りません)

今日はさらに、煮込みの間にベーコン用の豚バラ肉の下ごしらえもしちゃいました。
肉にフォークをブスブス突き刺して味がしみこみやすくしてから、買ってきたハーブソルトと、家で見つけたマジックソルトをたっぷりすり込みます。
それをジップロックに入れて冷蔵庫に保管しておきます。
ベーコン作りは初めてなのでどうなるかわかりません。
またこのBlogで報告したいと思います。

さてシチューを煮込んでいる間に、ひとり分のコメ研ぎ。



できました。
ご飯の炊き具合…最高です。
シチューのでき…大成功です。ビーフも柔らかく煮えています。
これに、昨日の残りのサラダを加えて今夜のディナーです。

まさに独身貴族ですね。

たまにはこんな日もいいでしょう。
たまには…(いつもじゃイヤです)

ビーフシチューは食べて笑みがこぼれるほどの(本当に美味しいものを食べた時って自然と微笑んでしまいますよね?)おいしさではありませんでしたが、一晩おいたらまた旨みが増すと思います。
残念ながら明日は一日家を空けるので、私の口には入りません。
妻と息子の口に入ることになるでしょう。

それもいいでしょう。

2009年3月20日金曜日

IE8のユーザーエージェント

はじめて「せっちや」らしい技術的なネタを。

今日3/20に公開されたInternet Explorer 8(IE8) をインストールしてみました。
でも、IE8のユーザーエージェント(Webサーバーが受信側PCの環境を知るために、ブラウザから送られる文字列のこと)は

  Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0 (以下略)

なんですね。
もしかしたら私の環境だけかもしれませんが。

IE8のRC版の時からそうだったのですが(β版の時は知りません)、正式版になれば、ちゃんと 8.0 となると思っていました。

毒蛇同士の会話

旅行記も一段落したところで、(携帯遍歴はまだ途中のままで放置状態ですが…)
この前テレビで見て密かにひとりでウケた(身につまされた)小ネタを…

「なぁ、俺たちって毒蛇だよな?」

「そうだよ」

「さっき自分の口の中噛んでしまったんだよ」

「……」

お粗末様でした。

旅行記(秋芳洞)


鍾乳洞です。

とてつもなく長い年月を経て形成された自然です。

ただただ、感動しました。


でも、無数の鍾乳石を見て「ガミラス星」を思い浮かべたのは内緒です^^。

2009年3月18日水曜日

旅行記(津和野・太皷谷稲成神社)


太皷谷稲成神社は「鼓」ではなく「皷」です。
「稲荷」ではなく「稲成」です。

普通「イナリ」は「稲荷」と書きますが、他に「稲生(飯生)」「稲成」と書く場合があります。
「生」は稲が芽を吹く春を、
「成」は稲が育つ夏を、
「荷」は育った稲を刈り取って荷う秋をイメージしているそうです。

太皷谷稲成神社は日本五大稲荷の一社と言われています。
五大稲荷とは
・伏見稲荷大社
・竹駒稲荷神社
・笠間稲荷神社
・太皷谷稲成神社
・祐徳稲荷神社
をいいます。
(伏見稲荷大社より下は北より順番に挙げています。また違う組み合わせを挙げる場合もあります。)

ちなみに、私の息子の名前は、彼がまだ妻のお腹の中にいるときに私が参拝した祐徳稲荷神社さんよりいただいたという説があります。(??)


太皷谷稲成神社参拝の後、津和野の街を散策しました。
私にとっての津和野のイメージは、山口線SLの駅というイメージでしたが、実際はもっと素晴らしいものでした。
津和野藩は大きな藩ではありませんでしたが、教育に熱心な藩でした。
みんなが知っている有名人の代表は森鴎外でしょう。
その他にも、初代札幌市長高岡直吉・第3代北海道帝国大学総長高岡熊吉兄弟や西周など近代日本建設に貢献した人物が多数輩出しています。

大事なのは、そんな人物を輩出した土地柄を、今もみんなが誇りに思い、これからもその精神をついでいこうとしているところにあると思います。

2009年3月16日月曜日

旅行記(石見銀山)

平成19年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
今回は、時間の都合や参加者の体力を考えて、間歩[まぶ](坑道)のある銀山地区ではなく、町並み地区を散策しました。

銀山最盛の頃は大変賑わっていた街だったそうです。
世界の銀産出量の1/3をこの石見銀山から算出していたと聞きました。


街を散策していると、一軒の民家からエコバッグを持ったおばちゃんが出てきました。

(真ん中の青い帽子をかぶってエコバッグを持っている人です)

これからお買い物かな?なんて思っていると、石見銀山について私たちに説明し始めました。
とても上手な説明で、「さすが、世界遺産の街は住民みんなが街のことを詳しく説明できるんだな」なんて思っていると、先ほどのエコバッグから取り出したのは名刺でした。
それもたくさん( ・_・;)。
そこには「石見銀山観光ガイド かわむら 代表 河村富久代」と書いてありました。
そう、おばちゃんはプロだったんです。
教員生活を経て現在72歳。石見銀山の素晴らしさをみんなに知らせたいそうです。
名刺の裏にはNHKの取材で来た笑福亭鶴瓶さんとの2ショット写真が印刷されていました。

町並みも、古い民家をそのまま残しているところもありますが、解体修復して見た目は昔のように、作りは現代の技術で建てられているものもありました。

エアコンの室外機がむき出しにならないように覆いをつけたり、


玄関前に竹筒で作った一輪挿しをつけたり、



街の雰囲気作りも工夫されています。

函館も同じ事をしなさいとは思いませんが、参考にはすべきでしょう。



(おまけ)こんな粋なポスターが貼ってありました。

旅行記(出雲大社)


「いずもおおやしろ」と読みます。
その詳細についてはここで私が書くまでもないでしょう。
ヤホーでググって下さい。ww

現在、平成25年の「平成の大遷宮」に向けて改修中です。
総事業費80億円だそうです。


総人口75万人弱の島根県が出雲大社という文化の核を中心に動いています。
人がまとまって動くというときにはその精神的な核になるものがあります。
日本の場合は神社や寺院がその役割を果たしてきました。
そしてそれは過去の話ではないと思います。
精神的な核になるもののないニュータウンと呼ばれる新興住宅地がその後どうなっているか、皆さんの身の回りを見てみて下さい。
精神的な核であった神社や寺院があっても、そのつながりが薄れてしまった街がどうなっているか、皆さんの身の回りを見てみて下さい。

ね、函館市長さん。
大門の実力者さん。


(おまけ)畳70畳ほどの国旗です。

2009年3月15日日曜日

旅行記(八重垣神社)


素盞嗚尊と櫛稲田姫をお祀りする神社です。
この二柱の神様のご結婚にちなみ、縁結びの神社として広く崇敬されています。
この日も多くの若い男女が参拝していました。


境内の鏡が池に社務所で授与された半紙を浮かべると半紙におみくじの言葉が浮き出てきます。
その半紙にお賽銭をのせて、どれくらいの時間で沈むかによってご縁が占われるそうです。
私と一緒に参拝した人たちもみんな占っていました。



そしてここの神社の境内社にこんな神社がありました。
山神神社といって、大山祇命と石長姫命をお祭りしているのですが、写真を見ていただければわかると思います。
→由緒

ただし、18歳以下は見てはいけません。^^

旅行記(足立美術館)

飛行機を乗り継いで、島根県安来市にある足立美術館を拝観しました。
ここは地元出身の実業家・足立全康氏が作った美術館です。
横山大観をはじめとする絵画や、北大路魯山人などの陶器、そのほかの美術品、そして日本一と言われる庭園があります。

どれも超一級品です。
素晴らしいです。
圧倒されました。
普段ひとを褒めることのない私が言うんだから本物です。

一目見た光景をその目に焼き付けて、その光景を自らの感動のままに、自分の色で描きあげる。
余計なものは省き、必要なものは強調する。
素晴らしいです。

やはり、本物に触れて生活していかないと人間小さくなってしまいますね。
美術・芸術に限らず、料理も、そして人間も、一流のものに触れていたいです。

私を感動させてくれる人間…出てこいやぁ!

旅行記(栃木上空)


2年ぶりに飛行機に乗って「ナイチ」に行ってきました。

窓際の席だったので、「下界」を覗いていると、栃木上空あたりでたくさんのゴルフ場が見えました。
たぶん地上にいる分には全く気にならないのでしょうけど、上空から見ると、山を切り開いて作られたゴルフ場の様子は異様なものに見えました。山の森の中にできた各ホールが、まるで何かデキモノのように見えたのです。まだ芝生が緑になっていないので余計そう感じたのかもしれません。
芝生が緑になっても、周りの森と調和しているようには見えないと思いますが…
(農薬垂れ流しだし(-。-) ボソッ)

でも、「ゴルフ場反対!」なんて声を上げるつもりはありませんよ。
どうせ今の経済状態なら新規開発はされないでしょうし…
飛行機から見て、感じたままを書いただけです。
(飛行機から写真を撮れなかったので、参考までにGoogle Earthから画像を持ってきました。)

せめて、ゴルフをやる人は、そのゴルフ場にもともといらっしゃったであろう土地や森の神様に「ごめんね、ごめんね~」と謝ってからプレーして欲しいだけです。
#「U字工事」かい(`_`)ノ゛バシ!
#だから栃木ぃ?(`_`)ノ(`_`)ノ
お粗末様でした。m(__)m

旅行記(プロローグ)

出雲から萩・津和野方面に3泊4日の旅行に行ってきました。
ある団体の旅行に参加したのですが、周りはおばちゃんばかり^^;。
ひとりだけ若くて(?)スーツ姿だったので、添乗員に間違えられることもしばしば。
添乗員と見るとうるさい勧誘もないのですが、サービスもありません。
そんな店ではお土産は買いませんよ。

旅行自体は有意義なものでした。
いっぱい「本物」に触れることができました。

これから何回かに分けて、書いていきたいと思います。

2009年3月10日火曜日

"K"の正体

これでした。(色違いですが)

決して3K(「危険」「汚い」「きつい」)でも
三振でも
気○いでもありません。

では、4日間ネットとは隔離された(←たぶん)旅行に出かけてきます。(^^)/~~~

2009年3月7日土曜日

濡れ落ち葉

妻がいつも夜遅くまで楽しい時間を過ごしているお友達のBlogに、次のような言葉が書いてありました。

  でもね、誰でも仲間ってわけじゃないのよ。
  自分を卑下しなくて、理性がある前向きな人じゃないと嫌なの

私のこと?
もちろん「仲間」の方ではありません。
「嫌」の方ですよ。

きっと書いている本人は私のことなんかは全く念頭になくこの言葉を書いたんでしょう。
でも、この言葉の通りだから私と、妻のお友達一派とはそりが合わないんでしょうね。

自分を卑下しているから、タイトルに「濡れ落ち葉」なんて書いちゃうし、
理性がないから、こんな文章を書いてるし、
ご覧の通りの後ろ向きの文章だし…

いいんですよ。

妻が週の半分以上朝の3時過ぎまでその店であなたたちと楽しく過ごし、
帰ってきてからは昼近くまで起きてこない。
掃除・洗濯もほとんど放棄した状態。
そんな状態で私が精神的にまいっているときでも、あなたたちお友達は相変わらず楽しく過ごしていましたね。

お楽しみの様子は皆さんのBlogで見せてもらっていました。

もちろん、あなた方には人の家庭の中にまで気を遣わなければならない筋合いはありません。
私は仲間でもお友達でもありませんので、私のことなんか気にせずに楽しんでください。

でも…これは全く私の甘えだと思いますが…
もし、ひとりでも、妻に対して
「今日は早く帰った方がいいんじゃないの」
とアドバイスしてくれる人がいたら、私との関係もここまではこじれていなかったと思います。

ここまで、私の心にわだかまりができてしまっては、あなたたちの楽しい輪の中に入っても、あなたたちが楽しくしているお店に行っても、私はひとり仏頂面で居ると思います。
それじゃ、せっかく誘ってくれた人にも失礼ですよね。
だから私はそこには行きません。

この『アスパラなんて大っ嫌い!!!』をはじめたきっかけのひとつは、ひとのBlogを汚したくなかったということがあります。
たとえ、私ひとりは快く思っていなくても、楽しく前向きにやっているBlogを汚しては失礼だと思いました。
自分のBlogであれば、どんなことを書かれてもいいし、それに対してこっちも好きなことを書けると思いました。
でも、さすが皆さん「大人」です。
嫌な奴はスルーです。
賢明です。


いろんなストレスが爆発してしまった後が「久しぶりに」の時ですね。

そんな精神的濡れ落ち葉の私ですが、来週結婚15年を迎えます。
その翌日から旅に出ます。(深い意味はありません。ただのお仕事です。)
帰ってくるのがホワイトデーです。
どんな1週間になるんでしょうか?
予想がつきません。

たぶん、「濡れ落ち葉」の乾燥具合次第だと思いますが、
妻の笑顔(これが大好きで結婚したようなものですが、最近見てないかも^^;)を拝めれば充分です。
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