2009年3月16日月曜日

旅行記(石見銀山)

平成19年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
今回は、時間の都合や参加者の体力を考えて、間歩[まぶ](坑道)のある銀山地区ではなく、町並み地区を散策しました。

銀山最盛の頃は大変賑わっていた街だったそうです。
世界の銀産出量の1/3をこの石見銀山から算出していたと聞きました。


街を散策していると、一軒の民家からエコバッグを持ったおばちゃんが出てきました。

(真ん中の青い帽子をかぶってエコバッグを持っている人です)

これからお買い物かな?なんて思っていると、石見銀山について私たちに説明し始めました。
とても上手な説明で、「さすが、世界遺産の街は住民みんなが街のことを詳しく説明できるんだな」なんて思っていると、先ほどのエコバッグから取り出したのは名刺でした。
それもたくさん( ・_・;)。
そこには「石見銀山観光ガイド かわむら 代表 河村富久代」と書いてありました。
そう、おばちゃんはプロだったんです。
教員生活を経て現在72歳。石見銀山の素晴らしさをみんなに知らせたいそうです。
名刺の裏にはNHKの取材で来た笑福亭鶴瓶さんとの2ショット写真が印刷されていました。

町並みも、古い民家をそのまま残しているところもありますが、解体修復して見た目は昔のように、作りは現代の技術で建てられているものもありました。

エアコンの室外機がむき出しにならないように覆いをつけたり、


玄関前に竹筒で作った一輪挿しをつけたり、



街の雰囲気作りも工夫されています。

函館も同じ事をしなさいとは思いませんが、参考にはすべきでしょう。



(おまけ)こんな粋なポスターが貼ってありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿