今回は、時間の都合や参加者の体力を考えて、間歩[まぶ](坑道)のある銀山地区ではなく、町並み地区を散策しました。
銀山最盛の頃は大変賑わっていた街だったそうです。
世界の銀産出量の1/3をこの石見銀山から算出していたと聞きました。
街を散策していると、一軒の民家からエコバッグを持ったおばちゃんが出てきました。
これからお買い物かな?なんて思っていると、石見銀山について私たちに説明し始めました。
とても上手な説明で、「さすが、世界遺産の街は住民みんなが街のことを詳しく説明できるんだな」なんて思っていると、先ほどのエコバッグから取り出したのは名刺でした。
それもたくさん( ・_・;)。
そこには「石見銀山観光ガイド かわむら 代表 河村富久代」と書いてありました。
そう、おばちゃんはプロだったんです。
教員生活を経て現在72歳。石見銀山の素晴らしさをみんなに知らせたいそうです。
名刺の裏にはNHKの取材で来た笑福亭鶴瓶さんとの2ショット写真が印刷されていました。
町並みも、古い民家をそのまま残しているところもありますが、解体修復して見た目は昔のように、作りは現代の技術で建てられているものもありました。
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