2009年6月5日金曜日

前略 東京都立三鷹高校 前校長 土肥信雄様

非常勤不採用は「報復」 都立高前校長、都教委を提訴

 昨日からいろいろなメディアで取り上げられていますが、これは単なる職員再雇用問題にとどまらず、日本の教育問題・日本の将来にも関わる問題だと思いますので、私なりの考えを書かせてもらおうと思います。

 まず、都教委から指導のあった「職員会議での挙手・採決禁止」ですが、教育現場の状況を考えると当然のことなのです。
 「公務員」である教員が、「法律」より「個人の信条」を優先させ、文科省や教育委員会の方針に従わないことが当たり前になっています。これは教職員の労働組合によると、「教育への不当な介入の排除」なのだそうですが、国民教育を担当する省庁からの指導が何故「不当な介入」なのでしょうか?
 一労働組合が介入することこそ「不当な介入」ではないでしょうか?
 「民主主義」の名のもとに、職員会議を「挙手・採決」で混乱させ、入学式や卒業式等の学校行事での国旗不掲揚をはじめ様々な労働組合による不当介入により教育現場が乱されています。そのことに対抗する為の都教委の指導なのです。
 職員会議で「挙手・採決」が禁止されたことが「言論弾圧につながる」のでしょうか?
 都教委から出された指導は弾圧で、労働組合の方針は問題ないのでしょうか?
 全く視野の狭い、教育現場の責任者である学校長としてふさわしくない考え方だと思います。

 また、提訴の理由として、非常勤教員選考応募者の96%が合格しているのに自分が採用されないのはおかしいとのことですが、4%は不合格になっているのです。おそらく在職中に何らかの問題を起こした経歴を持つ人たちなのでしょう。不合格になるには何らかの理由があるのです。
 もし校長在職中に都教委の指導に従わなかったことが理由であったとして、それは不当な理由でしょうか?
 都立高校校長経験者の立場で、東京都の教育現場で都教委の指導に反する言動・行動をとられたら、現場の混乱は明らかです。そんな人を何故採用しますか?当たり前のことです。

東京都立三鷹高校 前校長 土肥信雄様
 いつまでも教育を捨てた労働組合や「人権派」弁護士に踊らされて彼らを利する為に利用され続けるのはやめましょう。
 もしあなたが信念を持った教育ができるのであれば、もしあなたの支援者が純粋にあなたの教育方針に共感してくれているなら、都の非常勤教員などという道は選ばず、私塾を建て、そこでこれからの日本を担う若者を育ててください。
 それが教育者としてのあなたの花道ではないでしょうか?



すっかり教職員の労働組合批判のブログとなりつつありますが、立場上、気にしている問題ですのでお許しください。

3 件のコメント:

  1. 定年退職者の96%が再採用されている業界が、異常でしょうね。今の日本では。

    「マナー・プロトコール検定」に関する教育を学生のうちに概略でも良いから教えておくべきだと思います。
    もちろん、教師の方々にも受けていただきたいですね。

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  2. お前は馬鹿以外の何者でもない!
    嘘だと思うなら、しばらく様子を見ていろ。
    バチが当たるよ!
    お前みたいな自民党崩れの馬鹿は、誰も信用しない!
    嘘だと思うなら、一年後にまた来るよW
    たぶんお前は病気か事故に遭っている。

    最後に組合は俺も大嫌い!

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  3. 匿名さんへ

    馬鹿にはバチが当たるのですか?
    何故、病気か事故に遭うのでしょう?
    因果応報とでもいうのでしょうか?
    せっかくいただいたコメントですので、返事はしますが、意味不明なコメントにはこれ以上応えようがありません。
    あしからず…

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