2010年3月10日水曜日

『(仮称)新函館駅』

北海道新聞(平成22年3月9日朝刊函館版)によると、

西尾正範市長は(中略)北斗市に建設される道新幹線新駅の名称については「全国的な知名度を誇る『函館』の名称を駅名から外すことにはならない」と述べ、「新函館駅」誕生に期待感を示した。

そうです。

たぶん、ほとんどの函館市民は同じ考えなのでしょう。
私も函館を愛する市民の一人ですが、この市長の答弁には賛成できません。

函館から遠く離れたところに建てられる駅に何故『函館』の名前を貸してあげなければいけないのでしょう?
新駅で降りる人の目的地は(乗り継ぎで札幌方面に向かう人は別として)ほとんどが函館でしょう。
『「新」函館』などという紛らわしい名前でいちばん迷惑を被るのは函館が大事にしたいと考えている「観光客」ではないでしょうか。

素直に「北斗駅」で良いと思います。

現「函館駅」への新幹線乗り入れも実現できないような政治力では、「新函館駅」なんかにしてしまったら、「庇を貸して母屋を取られる」なんてことになりかねません。

「大野」「上磯」の名前を捨てて誕生した「北斗」で良いじゃないですか。


単純なことなんです。
お客さんが行きたいのは「函館」なんです。
その駅は「函館」ではないんですよ!

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